日本未病医科学会は、未病を「検査数値が異常値に近い心身の状態又は健康に害を与える可能性のある生活習慣を続けている心身の状態を言う。」と定義しています。
自覚症状がなくとも検査値に異常があれば病気(既病)であり、検査値に異常はなくても自覚症状(主訴等)があれば病気(既病)としています。検査方法の過ちや検査に出ない病気も少なくないからです。また、医学の歴史の中で自覚症状(主訴等)があるが検査に異常が無く、病気ではないとされ後に新しい難病が発見されたことは少なくありません。未病とは、「未だ病ならず」で中国語の「未病」を日本語にGoogle訳で訳すと「病気ではない」と訳されます。当連合も、保健としての正しい未病概念を普及し、国民の健康を推進したいと考えます。